コトネちゃんは、普通よりちょっとかなり相当おにいちゃんが好きすぎる妹です。

今回はそのコトネちゃんと散歩したり、耳かきされたり、炭酸水ASMRしてもらったりするお話です。
舞台は冬のお散歩と自宅。
環境音の野鳥や車の音、耳かき音や炭酸水の音など前作同様高品質です。
棗いつきさんの演じるコトネちゃんの可愛らしさも健在。

前半で散々萌え散らかして、耳かきと炭酸水で寝落ちという素敵滅法に充実の内容。

オススメです。

ちなみに、前作購入されてない方でも楽しめる内容だと思います。劇中に出てくる「ほのかちゃん」は前作でも言及されてるだけで詳細は不明ですw

しかしですね。
おんぶ、て。
おんぶ、て!
コトネちゃんをおんぶ
……一生おぶってたい……

ところで、そのうち、ほのかちゃんもどこかで登場するんですかね?(期待

まだまだ甘えん坊な妹、コトネちゃんのために
休日を捧げる心地よさを味わう作品です。

いきなり何だと思われるかもしれませんが
「何気ない」って、演出としてめちゃくちゃ難しいんですよね
だって普通は「気になる」じゃないですか。
それでなくたって一歩間違えれば「退屈」になってしまう。
こういった簡単なようで意外と難しい演出が綺麗に整っている
というのが今作の魅力になっています。


せっかくの休みなのに、妹に連れられて近所の神社まで
しょうがないなあと思いつつ小さな身体を背負っていく。
些細なことにも目がいって度々話を振ってくる彼女に
他人よりは愛想よく、かといって当の本人よりはそれとなく
そんな調子で会話を続けながら歩いていく。

もちろんこれはこれで心地よい「何気なさ」なんですが
ちょっとした会話の間や、
ついついなんとなく適当な返事をしている間にも
まばらに走り去っていく自動車が震わせる空気や、
境内を進む途中で踏みしめていく砂利の鳴る音、
平日や休日なんて知る由もない小鳥たちの声が人知れず流れ去っていく。
「それ」がふとした瞬間、耳に入ってきて「なんだか悪くないな」とか思いつつも
また彼女の言葉を耳に入れ直して会話に戻る。

なんかこういう時間がすーっと過ぎ去っていくの、良いですよね。


『え?それトラック2だけの話でしょ?』と思った方、その通りです。
メインディッシュはトラック3&4です。
でも、やっぱり序盤の導入がしっかり作られているからこそ
リラックスした状態で「主役の音」に集中していけるんじゃないかな、と思います。

ギラギラしてるわけじゃない、でもどんよりしてるわけでもない
そんな「何気なさ」ぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。



そういえば
『"えーえすえむあーる"って……あんま、喋ったりしないんだっけ?』
ってセリフ、可愛らしくてお気に入りです。

お兄ちゃんに結構デレデレなコトネちゃんに耳かきとかASMRとかやってもらう作品。
デレデレと言ってもちゃんと兄と妹の距離感がちゃんとあって聞きやすいです。デレた時がめちゃくちゃ可愛くてきゅんってなりました。

耳かきもとっても気持ちいいので更に癒される。特にブラシの音が好きでした。
ASMRパートでは王道とも言える炭酸の音を聞きながら、添い寝なんですがこれが凄く癒されるんですよね…。シンプルな組み合わせがリラクゼーション効果抜群です!

「お兄ちゃん大好き」な妹のコトネちゃんとの日常。
近所の神社までコトネちゃんをおんぶしてみたり自販機でお汁粉を買ってあげたりと仲良しっぷりがすごいです。
途中でトンネルを通ったりと耳かき以外にも環境音に定評のあるバイノーラル6音さん。
綿棒、マスカラブラシで耳掃除、泡洗浄、炭酸と寝オチしました。

「雨の日の午後に」の恋人が「ほのかちゃん」かと思っていましたが違うっぽいですしそのうち登場するのかな?

バイノーラル6音さんはニコニコ動画やYouTubeに無償公開作品をアップされているのでそちらもチェックオススメ。

前作は秋、今作は冬の設定。音が素敵だった。砂利道を踏みしめる音。自動販売機で飲み物を購入するときのガシャガシャする音。トンネルで反響する声。
asmrマニアの手になる作品という感じがする。
コトネちゃんはやっぱりキュート。妹ってなんて素晴らしい響きだろう。年上に甘えられるのと年下に甘えるのはなんだかドキドキしますね

サンプルの炭酸の音を聴いて「あっ、これ絶対好きなやつだ!」と確信してそのまま購入しちゃいました。

私は音声作品を聴く際、声に対してSEが小さすぎるように感じることがままあります。
SEをしっかり聴こうとすれば声の大きさで耳が痛くなってしまい、声の大きさに合わせて音量を調整すると今度はSEが聴こえなくなる…という感じです。
ですがこの作品は全体的にSEが大きいので、音を取りこぼさずに済んでありがたいです。

音としては炭酸やブラシの固めの音とトンネルの音(特にトンネルを抜けて普通の道に出る瞬間)の音が特に好きです。

そしてコトネちゃんのキャラも良いですね。
普段の私はストーリー性の高い作品よりはお店屋さん形式のさっぱりした関係性の作品が好き、年下よりは年上のキャラを好きになりやすいのですが、コトネちゃんは会話を聞いているうちに見守りたくなりました。