今回のショタ君は大変に性欲旺盛で、しかもそれを隠そうともしない、おねショタでは割と珍しい肉食系男子。
このジャンルだと、ヒロインは大体嫌がりつつもなし崩し的に身体を許してしまうか、大乗り気で盛り合うかの二択ですが、本作はどちらでもありません。
そこには拒絶も溺愛も羞恥も、ましてや快楽堕ちもなく、ただ当たり前のように弟の性欲処理をする姉がいるだけなのです。

性欲をストレートにぶつけてくる弟君と、終始仏頂面の姉との温度差は激しく、まるでしなければいけない事を淡々とこなしているかのよう。
何故弟君が積極的なのかは、ストーリーを読み進めれば大体分かりますが、姉の真意は読了しても殆ど分からず(一応解説はある)、何ともミステリアス。
ただ、前戯中はともかく、さすがに本番時は若干ながら表情がほぐれる所に、僅かながら人間味と親しみを感じました。

ダウナー系の姉と、そんな姉のことがいろんな意味で大好きな弟を描いた漫画作品。

基本的に二人の絡みは弟主導。
弟のリクエストを受けて、お姉ちゃんがゆるく受け入れてくれる……といった雰囲気で展開されます。

じゃあ渋々かといえば、そんな風でもなく。
甘くささやいてくれることもあれば、抱きしめてくれることもある。
そこにはたしかな「愛」が感じられます。

弟くんがお姉ちゃんに夢中になるのも納得のホスピタリティ。

無気力だけど無感情ではない、というお姉ちゃんの魅力が光っていて好きです。

ありました。
イタズラというにはあまりにも姉のことが好きすぎる弟と無関心よりも寛容という表現がピッタリな姉のタッグ。
絵の表現も繊細で大満足です。
途中から登場する姉の友達は弟を狙っていて、弟は姉の友達とHしてしまいます。
なので姉弟イチャイチャ至上主義の方はご注意を。
姉は弟としか経験が無さそうですが姉の友達はビッチらしい。

胸をさわるのもパイズリするのも「あ、そう」とか「いいよ」とか寛容を通り越して無関心に近い対応で応じる姉。ダウナーというよりはダラダラを極めてしまった感じでしょうか。表情には出にくいが感じてはいる模様。
馬乗りパイズリで弟が腰を振っている時もスマホで動画視聴。「姉ちゃん!」と呼び掛けても「どしたー」とテンションの差が激しすぎる。寛容ではあるが絶妙に甘えさせてはくれず、射精後に口で綺麗にしてと頼む弟に対して「自分でやれ」と言ったり。
浴室で授乳手コキが特に好き。甘い言葉責めをしますが目的は早く射精させる為という絶妙なドライ。
姉の友達とのエッチあり。3Pは無し。
弟のことは特別好きという事ではないが何とも思っていないという訳でもない曖昧さ。そんな珍しいタイプのおねショタエッチ作品です。