好きな人へ告白するために、重荷となる処女をもらってほしい先輩、
Tr3で明らかになるが(説明文より)、
彼女がいながらその先輩と体を重ね続けていく後輩。
「これっきり」で終わらずに、互いの肉体にだんだん深く溺れていく。
今回の作品は、その溺れていく過程を楽しむことにあり、と思っています。

ジャケ絵の印象通り、先輩の声もどちらかと言えば
可愛らしい方に寄っています。
だがひとたび行為に及べば、色気とエロスが耳や脳に流れ込んできます。
ここはさすがと言うべきか、PCゲームなどの出演で
活躍する柚原みうさんが、
その声で、演技で、これでもかというくらいに聴く者を魅了していきます。
みうさんのサークルによる作品は3作目になりますが、
毎回その凄さを感じさせられます。

「セフレ」という単語にひっかかるものを感じているアナタ、
あくまでこれは一つの創作の世界です。ワケアリ後輩とシンクロして、
先輩のその声に、色気に、エロスに溺れて、ぜひ楽しんでみて下さい。

前作は期待を裏切らない作品だったが今作は期待以上の作品になりました。

まず変化球である点から。
今作のヒロインである先輩は経験なしです。
そんな先輩には想い人がいます。
しかし、付き合っていません。
この段階で別の人に迫るヒロインはそう居ません。
大体この手のシチュは付き合ってる段階でやるヒロインが多いような気がします。
また紹介文にも書いてありますが主人公も実はワケアリです。
この時点でかなり変わった作風のように思えます。

そして、親近感が湧く理由。
本作にはややこしい設定等はありません。
それに序盤にキャラの設定等すぐ飲み込めるので世界観に没入し易いです。
またシナリオも続きが気になるつくりになっていて飽きがきません。
しかし、これらだけが理由ではありません。
柚原みうさんのお芝居も功を奏しているように思えます。
わざとらしくない自然な声量とトーンだったため本作の先輩の経験のなさがよく伝わりました。
環境音も良かったです。

今買えばお得に買えますし、DL数によっては別のお話が無料で聴けるようになりますのでこの機会に是非。

先輩OLとのセフレ関係が主な流れです。
処女らしく何も知らないので照れくさいながらもアナタに手解きしてもらう一度きりの行為。
だけどお互いの利害が一致して男女の関係がさらに親密になっていきます。

内容としてはささやきとキス攻めからの本番がとても官能的でした。
吐息はやフェ●は音割れなく耳障りにならないやわらかい感じで、
本番中の喘ぎの中で稀に”ツボる”ような性欲を刺激される声があり
これは演者さんの個性であり魅力だな…と。

”あまあま系”の直系といえる作品だけど
本来はよろしくない関係を想像し背徳心を抱えながら聴くとより一層深く楽しめると思います。