本作は継続の予定はあるのでしょうか。
私、気になります。
と言うのも、こんなに大量の美少女に囲まれて、末尾の付録を見ると他部員10人分のキャラデザまで完了しているのに(カラーイラスト10pと書いてある部分)、作中でバッターボックスに立つのは3人だけです。
サンプルで名前付きの紹介文が載っている各学年1人ずつが主に活躍する作品です。
歯に衣着せずに言えば、もったいない感覚が否めませんでした。

もっとも、本作だけでも充分すぎるエロさです。
チアのアクションを表現したページでは汗が弾け、痛くないのかと心配になるほど揺れるデカ乳やら、会陰を狙い撃ちするようなローアングルやらを拝めて躍動感は折り紙付きです。
その汗ばんだ体のまま、主人公に淫行をおねだりしてくる女の子が股間にクリティカルヒットします。

3人それぞれ二面性を持っているのがキャラ造形の妙でもあります。
例えば、金髪の1年生は献身的で絵に描いたような良い子です。
主人公のミスをなじらず、励まして手伝おうとしてくれるのが嬉しい癒し系です。
そんな純粋そうな少女が彼の股間の臭いを嗅いだだけで目に見えて分かるほど発情し、待ちきれないと言わんばかりに咥え込む温度差は淫乱なギャップ萌えでした。
しかも、マネージャー業で疲労した彼を気遣って女性が主導的に動く体位を選択してくれたと思いきや、実態は彼女が自分のペースで強烈な杭打ち騎乗したいだけに見えて、ますます淫乱さがギャップでした。

弐号機に乗ってそうな2年生は典型的なツンデレと言う二面性、青髪の部長は高圧的な命令口調に反してラブラブHを求めると言う二面性、彼女らマンツーマンで堪能した上に4Pでも味わえる最高のハーレムでした。
前述した「もったいなさ」は本作単体に何か欠落していると言う意味ではなく、ピックアップキャラだけでも凄まじい性能だからこそ残り10人に出番が無いのが口惜しい感情です。

チア部のマネージャーかつ備品の主人公が部員の娘達をマネジメントする話。つい最近共学化した学園なのに入学した男子は自分だけ、なんていう超絶ご都合展開、話が手っ取り早くて非常に良いと思います。男なら女の園に単身で乗り込んでハーレムを作るシチュに胸を焦がした事の一度や二度はあるだろう。これはそういう作品である。こんなにいい思いができるならチア部の雑用を全て一身に担うのも苦じゃないね。

チア部ということで沢山女子部員が居るが、メインで話に絡んでくるのはわかなちゃん、ユーラちゃん、聖ちゃんの3人。わかなちゃんは雑用を任されている主人公の事を気遣ってくれる天使のような性格の持ち主。エッチの時も自分からご奉仕してくれるタイプの娘で、恋人の振りをしながらあまあまなエッチを見せてくれる。ユーラちゃんは事ある毎に難癖を付けてきて、コッテコテのツンデレムーブをかましてくる。そんな娘なのにエッチする時は主人公にデレッデレ。他の娘とエッチするのヤダヤダってしながらチンポに見惚れるのあまりにも可愛すぎる。普段はツンケンしてるけど、いざセックスする時は2秒で堕ちるタイプの女の子マジで好きなんだよな……。聖ちゃんは見るからに才色兼備なチア部の部長、主人公の飼い主らしい。でもエッチする時は主人公の事を恋人として扱ってくるこれまた可愛い娘。主人公に自分が女である事を思い知らされながらイチャイチャし始めるの、めちゃくちゃ可愛い。胃もたれしそうなぐらい全員がキャラ立ちしており、セックスの時は上記のように違った反応を見せてくれるのがとても良い。

チア部のマネージャーとして雑用も部員の性欲処理もこなす本作。情事の際はお互いが恋人同士であるかのように振る舞うため、見ているこっちは脳汁ドパドパでたまらない。一人一人とセックスするシーンの他、全員まとめていっぺんにセックスするシーンがあるのもハーレム好きにはぶっ刺さる。良いぞ。

続編が是非ともほしいと思った一作。とても気になる。モブと行ってしまうには魅力的スギルキャラクターに加え、気になると思うキャラが多かった。
しかし、本作だけでも十分魅力的なキャラばかりで、イラストもチアであるというのを押し出していてよかった。それに各キャラごとに二面性を出していてそれが魅力をよりよくしている。