作中のネタバレ?にも繋がるためなのか紹介文に書かれていませんでしたが、今作品はデリヘルものでヒロインの嬢はリスナーの事を最後まで「客」としか捉えておりません。一通りのプレイ内容と紹介文から一般的な風俗いちゃいちゃ系を想像しそうですが甘い展開はありません(まさしく逆転なし)ので購入する際はそれも今作品の魅力とあらかじめ理解しておかないとイメージがズレるかもしれません。単純にヌキ作品として聞く分には男性受け・甘い言葉責めとして仕上がっています。

デリヘルのブログを見て一目惚れしたJKにたくさん責められるお話です。
恋人のようなやり取りで接してくれるデリヘル嬢がとても可愛くて良かったです。
何より風俗のサービスだというのがわかる言葉を言ってきて、段々とデリヘル嬢の虜にさせられていく感じで作品に没入させられてしまいました。
またお風呂場でのシーンで音が反響したりリアルな耳元での囁きだったりと、臨場感がしっかりあるのもこの作品の魅力でしょう。

一目惚れしてしまったデリヘル嬢に徹底的に搾られる(複数の意味で)お話し。
ただし、言葉も責めも常に優しく甘く、恋人同士のような雰囲気を味わわせてくれます。

こちらの状況を言いあてながら、時に軽い催眠のような語り口調が素晴らしいです。サンプルで良いな、と思った人はハマること間違いなし。

時に「延長」や「お店」など、現実に引き戻されつつ、甘く優しい責めにまた引きずり込まれる感じが「虜にされている」感が出てグッド。

お風呂場での声が反響する感じや、密着本番の時の囁き声等、臨場感も抜群です。

個人的にオススメなのは最後の本番ですね。今の状況を優しく説明され、予告通りに射精させられてしまうのですが、トドメがキスなのが個人的にお気に入り。

おまけの彼女の独白も、2週目以降を楽しむスパイスとしていい感じです。

おすすめ。

【前提】
この作品を視聴するにあたり前提として押さえておくべきポイントがあります。女の子はデリヘル嬢、聞き手は客というシチュエーションであり、あくまで「利害の一致により提供されるサービスで愛情は伴わない」という点です。プレイ中はラブラブ甘々ですが、最後のTrackでデリヘル嬢の本音を突き付けられます。この「建て前」「本音」の対比が作品の特徴だと思います。

【シナリオ】
デリヘルの基本的なプレイに準えて進行します。言葉責めはないものの、焦らし程度は随所に盛り込まれており、また聞き手は童貞という設定なので呼び掛けは煽り気味の「童貞くん」です。童貞を全肯定で甘やかす対応になっています。ちなみに女の子が童貞に感じさせられてしまう逆転展開にはなりません。終始女の子優位です。

【CV】
声質は若いのですが言動が大人びているのでJKより年齢層が上の印象を受けました。柔らかく包容力を感じる落ち着く声です。プロフ上はJKの成人女性という裏設定かも知れません。口調は若干演技がかったものになっていますが、これは前述の建て前と本音の対比のために敢えて白々しく演じている可能性があります。

【おまけTrack】
プレイが終わった後のTrack06では客を取り込んで金づるにしようとするデリヘル嬢の「本音」を突き付けられます。人によってはドロドロとした後味の悪さを覚えるかも知れません。とはいえデリヘルの実態はこういう感じでしょうかから(偏見)、そういう意味でリアル志向の作品と言えます。