まずこの作品ではヒロイン兼主人公による違和感から始まります。
1.気づいたら捕まってしまっていた
2.なぜか異常に感じる乳首
3.付けた覚えのない拘束衣
4.蹴る前に止めてしまう脚
5.…
などなど、違和感は止まりません。

まぁ潜入という時点でお察しな訳ですが、この作品では正気のヒロインは1コマたりとも登場しません。全てが敵組織の掌の上です。

タネ明かしをしたら後はアヘりまくります。また、彼女の裏切ってしまった仲間組織はもはや壊滅してしまったようです。調教されたことも組織を裏切ったことも忘れさせられて、彼女は明日も見せ物にされるのです。

サンプル通り捜査官マリカが人身売買組織に捕まって客に爆乳を揉まれたり好き勝手に弄ばれてるのになぜか感じまくってしまううえに拘束を解かれても反撃しようとしても体が勝手に寸止めしてしまいベッドに突きとばされてそれに戸惑うところも客の命令通り大股開きしたり犯されて感じまくってるところもさすがのエロさ!
なによりマリカ本人の認識では捕まったばかりのはずが記憶を消されてただけでとっくに肉便器に調教済みだったというオチが秀逸!

敵に捕まってしまい、ゲスい男たちに凌辱されてしまう女捜査官。定番のシチュエーションですが、仕掛けがあって面白い内容になっていると思います。それだけでなく、とてもエロい仕上がりになっていのが凄い。

ヒロインが戸惑いながら、しっかりと感じているのがとてもHです。この一作で無限に楽しむこともできそうでかなり満足度の高い作品になっています!

エロ世界では、潜入捜査官は捕らえられて凌辱される定め。
そうして凌辱の中で、単純に心が折れるか、快楽に堕とされるか、人質や裏切りなどのエッセンスをどう配置するかってのがポイントであり、読み手の性癖が分岐するところ。

ただ、この話の場合……良くも悪くも、『終わった後』の茶番劇です。
既に、堕とされただけでなく洗脳までされたマリカ……そんな彼女を、堕とされる前の精神、あるいは人格を呼び起こし、あらためてギャラリーの中で見世物にするという展開。

反撃しようと思っても、何故か攻撃を止めてしまう。
愛撫に信じられないぐらい感じしてしまう。
初めてのはずのに、痛みは全くなく、快楽と幸福感に満たされていく。

知らないうちに調教された、その結果を素で味わわされるという催眠ジャンルが好きな人にはたまらない展開だと思います。
記憶がないのに、堕とされた記録ととともに実感を持たされ、心が折れた状態で自分が消えていくシチュは、エロチシズムの極致だと思います。