篝火が照らす村のどこかで、親の決めた許嫁との婚姻のために束の間の自由な生活から帰郷した女性と、出会った少年(青年)……。

奪われる(与えられる)ための人生でしかない女性は、せめて初恋の人である少年(青年)を奪うために強く求める。そして他の誰かに奪われる前に自分を初恋の人に奪わせるために……。

途中の幻惑舐めは「初めての時っていろいろ必死でうろ覚えだよな。自分の時はどうだったかな。」と面白い表現方法だなぁと思っていたのですが、やがてそれが「時間経過」を示す表現だったことがわかります。
SF映画や特撮などで使われていた表現ですね。
その幻惑舐めの行為の果て(それまで前後左右から愛し合う音を脳に刻まれ続けます)、一人目を出産し、二人目を「孕ませて」、と逢瀬を終えたところで物語は一度終わります。
声もお子さんを宿した後では、どんどん母性を感じさせる声に変化しているのが細かいです。そして女性がようやく幸せを掴んだ印象を受けます。

さて、妄想力が捗るのは二人の関係性です。あまり多くは語られていません。
しかし、インモラルというタグ付け、そして幻惑舐めの途中で語られる「先代の記憶を受け継いでいる」という奇妙な言葉。
妄想力が捗りませんか?
そこは古い因習の残る村です。少年(青年)が遠い親戚であったり、先代の隠し子かもしれませんよ。

この作品、次々と追加される計画があるそうです。
それも人気が影響することだと思いますので、多くの人に広がって欲しいなぁと思っています。
追加されていく物語や音声(声が好み)を是非、聴きたいですので!

外に出られる最後の日、、、彼女と出会ってしまった、、というのがこの作品の冒頭になります。

この作品は、耳舐め成分が強めの作品となっていますので苦手な方ご注意ください、耳舐めが好きな方はおすすめです!!!!

若干催眠?っぽい演出がありますがそれもいいアクセントになっていてとても作品にのめり込めて個人的にはとても満足です