それにしても表情がすごく良い。
あと個人的にちゃんと主観視点の絵も多いのがよかった。
と言うか、商品見本のその絵に惹かれて買ったからね…。
注意点としては、ヒロインが辱められてそのままバッドエンドのまま終わるので、その辺は苦手な人は注意といったところですね。
あ、もっともそのまま犯されているうちに快楽に堕ちてしまっているのをどうとらえるかにもよりますけれども。

最初、鬼に捕まり、自身の状況を把握しようとしていたら、映写機で直前までの自分がどのように扱われていたのかを見るというのは、なかなかに来るものがありますね!
全体を通して絵がうまく、かわいい絵柄で無茶苦茶にハードなプレイをしているのが最高にそそられます。
オチとして、自分の体内に大量に詰められたモノを自覚するシーンは最高でしたね!

本作に登場するキャラクターたちは、原作の世界観を深く掘り下げ、それぞれの背景や感情が鮮明に描かれています。

本編ももちろん素晴らしいですが、珠世様の美しさと冷静さの中にある繊細な心情は、彼女がどのようにして鬼としての堕落の道とその葛藤を強く感じさせます。
一方、甘○寺蜜璃の愛らしい外見とは裏腹に、強い信念と仲間への深い愛情が描かれており、彼女の純粋な思いが際立ちます。
下弦の肆である零○子は、その凄惨な過去と冷酷な性格が物語の緊張感を高め、彼の存在が戦闘の激しさを増幅させます。
そして、鬼堕ち妊婦として描かれた胡○しのぶのキャラクターは、妊婦でありながらも覚悟を持つ姿が異様でありながら、彼女の強さと哀しみが伝わります。

この番外編では、短いながらもキャラクターたちの内面的な葛藤や成長、そしてそれぞれが背負う運命がより深く掘り下げられており、読者に強烈な印象を残します。それぞれのキャラクターが持つ個々の背景や物語が、原作の主要なストーリーと巧みにリンクしており、番外編ならではの新たな視点を提供しています。