kraftさんのバトルファック作品もレズバトル作品も好きですが
今回は男1人に女2人の三つ巴の戦いということでバトルファックもレズバトルも楽しめる作品で発売を楽しみな一方で3人がリング上で戦う様を音声で表現できるのか疑問でした。
でも聞いてみたらとても素晴らしい作品に仕上がってました。

3人が責めたり責められたり共闘したり裏切ったりの状況をセリフで上手く説明してくれます。
あまり状況説明が多くなると聞いてて没入感が無くなってしまうと思いますが、いい塩梅だったと思います。
分岐に入るまでも全員責めるシーンも責められるシーンもあって良かったです。

キャラクターに関しても魅力的で
えみりは見た目と声が可愛らしいですが、先輩へのリベンジに燃えるちょっと生意気でプライドの高そうな女の子でした。
特にえみり勝ちルートは先輩を徹底的に潰す姿と、聞き手を風俗嬢らしく甘く責めて落としていく姿の2つの顔がありどちらも魅力的で1番お気に入りのトラックになりました。

ユキナはクールでカッコいい雰囲気の女性で強者感が漂っているので
序盤はユキナが無双するのかと思いましたが結構早い段階で弱点を責められて激しく感じてしまってます。
生意気な後輩を返り討ちにする姿も、後輩に犯される姿のギャップも良かったです。

2人とも試合の中で色々な表情や多面性を見せますが、
声優さんが場面場面で見事に演じられてて素晴らしかったと思います。
今後も何度の聞きたくなるお気に入りの作品になりました。

キャラクターの立ち絵と声優さんのフリートークがある点も良かったです。

1:1:1というバトルファックASMRでは前代未聞(だよね?)の形式!制作に時間がかかったのも頷ける内容で、かなりチャレンジング。

普段レズバトルモノを聴かない人、興味ない人への入門作になり得るポテンシャルがあるかもと思わされた。少なくとも自分は全くレズバトルモノに全く食指が動かないが、このパターンなら多少面白味が分かる気もした。但し「百合の間に挟まる男」が嫌いな人にはオススメできない。その場合はサークル過去作を購入すれば良いかなと。それはそれとして女性同士の絡みで丸々使うトラックもあるので、その辺は安心して良いかなと。

相変わらずしっかり性器同士でのねじ伏せ合いに濃密に描写を割いてくれるので有難い。何より男性が置いてけぼりにならないのも良い。パイズリに最近目覚めたのもあり、その流れからの騎乗位&乳首責めなど中盤の構成は白眉。(口内射精描写がエロすぎて最高!)騎乗位(?)で責められている途中に突き上げる場面も何回かあり(あるよね?)、抵抗とそのエロスが全開で良い。

ただ、かなり入り組んだ構成なので3人の体制・体位がわからない箇所がいくつもあり、没入感はやや削がれた。トラック内で体位・攻め方が変わったりもするのでタイトルに入れられないし、台本もかなり膨大なので台本内に補足も入れられなかったんだろうな…とコンセプト故の聴きづらさも感じた。出来ればTwitter上でもどこでも良いので全体の流れを明文化してほしいなとないものねだりも浮かんでしまうが、今作もまた傑作であることには間違いない。作者さんの苦労を察しつつ、頑張って想像で補完させていただきます。

聞くところでは次もレズバトルのようで暫く男女バトルはお預けなのはもどかしいですが、カオリさんとの再戦回を全裸待機しつつ、今作をリピートしつつで向こう一年は我慢しようと思います。頑張ってください!これからもよろしくお願い致します!

Kraftさん今年2つ目の作品であり今まで出てきたバトルファック形式とレズバトル形式の要素を贅沢にどっちとも組み込まれていた今回の作品。
今回の登場人物の1人である「えみり」さんは、人物説明欄の通り男の方を見下している印象をうかがえた。しかし母性があふれている攻めの描写がなされていたので、ただ男を見下しているわけではないようだ。いつか甘々のえみり三の様子も見てみた三の様子も見てみたい。
もう1人の登場人物である「ユキナ」さん。今まで登場した歴代キャラクターにはない常に敬語で相手を責める人物であり、視聴していて新鮮な気持ちになった。たとえ挿入されていたとしてもそれの被害を最小限にするテクを持ち合わせている彼女は歴代でも上位の実力者と見える。人物説明欄に「地下闘技場の秘密を探っている」とあったので今後彼女を通してKraftさんが描くこの世界観の全貌が明らかになっていくかもしれない。