パイズリ一本で続けているメーカーさんが贈る、ホビアニ×バトルファック漫画。どういうことだよ。

めまいのする設定ですが...実のところ女性上位モノ界隈では、カードから召喚した己のしもべに虜にされるショタとはさほど珍しいものでありません。どういうことなんだよ。

では本作のポイントとは?それは相棒との愛と絆によって戦う、よりホビアニの気風を取り込んだ作品であることです。
バトルは本気、終われば友情に握手で応える、気持ちの良い奴ら。それがズリキチこと本作のプレイヤーです。

加えてカードアニメのお約束。不思議な力でプレイヤーにもダメージが入るヤツ。アレが自然です。
そもそもパイズリデュエルはプレイヤーがターゲット。ダメージ描写もパイズリの快楽に抗うのは苦しくて当然。その果てには限界を超えたことが無理なく伝わる描写...射精。
つまり本作を読んでいて「なんで戦ってるモンスターじゃなくてコイツが苦しんでいるんだ?」というありがちな感想は抱かないはずなんです。すごい発明だ!

あれ?実はバトルファックとカードアニメって本当に相性が良いのか...?

これほど「逆転無し」タグが付けづらい作品は初めてでした。
いやちゃんと逆転無しなんだけど逆転はするというか...

悪いおねーさんにニヤつかれながらパイズリで搾り取られたい。けれどけなげな相棒との力を合わせたパイズリもしたい。あとパイズリで友達も作りたい。そんな欲張りさんにお勧め。

パイズリとカードゲームを完全に融合させつつ少年漫画の読み切りのように話がまとまっているのが素晴らしいです。

パイズリモンスターで相手を射精させたら勝ちという出オチのような世界観とルールですが、「射精寸前は思考が鈍るため伏せカードの扱いが難しい」「3ライフ制なので最後の方は感度が悪く、強力なパイズリカードを温存しておく必要がある」等エロが混ざっていることならではのセオリーがあり、ただの足し算ではない設定の練りこみが感じられます。

話の内容はアンティ(賭け)ルールに堕ちて強さだけを求めるようになった敵キャラを初心者の主人公が倒して救うという王道になっており、ただ勝つだけでなくカードバトル(パイズリ)の楽しさを思い出す読後感の良いものでした。
バトルの内容も「戦略は知っているが初めての実戦に苦戦する主人公」「相手と同じカードを別の使い方をして窮地をチャンスに変える」等熱くなれる要素を抑えており、終盤には完全に世界観に入り込んでしまい『正義パイズリ90を手札に加える!?そんなのありかよ!』と驚くモブのような気持になっていました。

自分のパイズリモンスターで相手を射精させるという設定で懸念されるのが「竿役が自分だけじゃないのかよ」という点ですが、これも特に問題には感じませんでした。というのも敵キャラがエロいからです。ここまで勝ち上がってきた上級者が初心者のパイズリ戦略によってイカされてしまうというシチュエーションがとてもよく、パイズリものとして竿役適性が高いのは主人公よりもむしろこっちかと思います。もちろん初心者ゆえにパイズリで力押しされてしまう主人公も好きです。

おまけ漫画はショップのお姉さんに着衣パイズリされるものです。ズリモンは乳の可動域の関係上、露出度が高くなりがちだったので着込んだパイズリがあるのはとてもありがたかったです。

パイズリとデュエルが完全に融合した本作、おすすめです。

作中のプレイのどれもが、その柔らかさ、そして快感が伝わってくるように竿役の心情も含めて表現されており、素直に射精です。
また、シチュエーションもさまざまであり、最後まで飽きずに楽しむことができます。どうみてもギャグエロのたぐいなのに、そのコンセプトに真摯に向き合っており、全体を通して良作であると言えます。

タイトルどおり、パイズリオンリーで責めるモンスター娘を使役して戦うカードバトルものになっております。

本番は一切なく、パイズリに特化した内容なので、おっぱい好きにはたまらない作品です。
少年たちがお互いにバトルし合い、友情を確かめ合う。でも内容はパイズリ!おねショタ要素も男性受け要素も兼ね備えた作品です。