作品内容
「怪鼠一見帳」第8談・下巻
1930年代、まだ怪異が蔓延っていた頃の話。
葉一は山で暮らす人喰いの少年、柘榴と共に生活することに。
葉一が街へ帰る前日、柘榴はご馳走を振舞おうと狩りに出かける。
柘榴の帰りを待っていると鬼狩りの男たちに葉一は襲われてしまう。
こちらは『怪鼠一見帳・鬼灯』の完結編となっております。
※一部グロテスクな描写があります。
一寸見葉一(ちとみよういち)
飴村柳太郎(あめむらりゅうたろう)
柘榴(ざくろ)
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ユーザーレビュー
1号さんが描く怪鼠一見帳シリーズ作品で、本編第8弾です。
タイトルに下とあるように、話は中編からの続きとなっています。
まず、説明文のグロ表現ありなのですが、前編にあった微グロと違ってしっかりとグロ表現があるので耐性が無い方は注意が必要です。ただ、今回の主要人物の物語に必要な表現であることと鬱的になる描写ではないので、前中編を読んだ読者は耐性が無くても見たほうが良いです。
というのも、この下編も含めた鬼灯の物語が秀逸であるからです。
読者の想像で補完すべき部分もありますが、初期の怪奇小説的物語とはまた違った構成が、読み物として大満足いく内容でありとても良かったです。