男性にとって、おっぱいは、特別である。もちろん性行為でのおっぱいということもある。
しかし、大多数の男性にとって、おっぱいは、母性への憧れであり、圧倒的な安心感であり、地位･名誉･お金･世間体等すべてを秤に掛けても、優先してしまうような絶対的な存在。

すべての男性は、母である女性から産まれ、その乳首を吸うことで育つ。その絶対性を、幽霊という仕掛けを使って、うまく描いている。


本作は、敢えて本番行為をしないことで、おっぱいの存在感を最大限に表現したと言っていい。
幼なじみで彼のことを気づかう彼女(かも)という存在から、圧倒的なJカップというおっぱいの魅力で、逆NTRしてしまう。

彼は、最大限に抵抗するが、身体はつい反応してしまい、JK幽霊につけ込まれる。
｢僕のはじめてはあの子に決めてるんだ｣的な童貞感が、｢雑魚｣を連呼する彼女を勢いづかせてしまう。

彼女の言う、
失敗してもいい
情けなくてもいい
大人らしくしなきゃと思わなくていい
我慢しなくていい
かっこ悪くていい
真面目じゃなくていい
と畳みかける言葉は、男性の張りぼての鎧を脱ぎ捨てさせるには充分。
これは、まさに母性であり、ひとりの男を赤ちゃんにさせてしまうのだ。

JK幽霊である彼女は、女神なのか、悪鬼なのか…
最後の最後まで、その疑問と共に、エンディングを迎える。

C/Vの都みみちさんは、演技力に定評があり、JK幽霊の無邪気な女の子と、終盤に一気に畳み掛けるホラー的な女性を見事に表現している。
射精までのカウントダウンで、｢ゼロっ!｣と言う時の凄みは、彼女の真骨頂だと言える。

全編を聴いた上で、それを踏まえてもう一回すぐにでも聴きたくなる所以である。本作で彼女を知った方は、是非他の作品も聴いてみて欲しい。彼女の声優としての幅を感じると共に、その演技力に魅了されるはずだ。

幽霊ちゃんの色仕掛けに屈服して気持ちよく射精してしまうソフトマゾにおすすめな作品です。
あまりホラー要素もなく、幽霊の女の子も非常に可愛い子となっていて、抜きやすい作品だと思います。囁きが多めなのも非常にグッド。

ただこれは個人的な性癖の問題なのですが、いくつか惜しい点もありました。

・水音SEの無しバージョンが無い点(作品概要に同梱とは書いてなかったから仕方ないですけどね)
・お風呂内でのシーンで反響無しバージョンが無い点(そのリアルさは必要なのか?とその手の加工がある作品で毎回思う)

これはもう股間の癖の問題なのでどうしようもないんですけど、差分ファイルがあればよかったなぁと思っています。SE無し派の同士の参考になればと思いここに残します。

マゾ性癖ツイートで有名な方がシナリオを担当している作品。

特筆すべきは、とにかくヒロインがかわいいところ。
いや本当にかわいい。
仮にエロ無しでも、こちらにウザ絡みしてくるのを延々聞いていたいと思ってしまうくらいかわいい。
M向け、それも色仕掛け作品でこのかわいさは新しいなと思いました。

もちろんエロとしても良いです。
流石というべきかセリフ回しがよく、展開も色仕掛け作品としてのツボを抑えています。
堕ちるまでの流れも丁寧ですね。
いくら我々がちょろいマゾといえども、流石に一度の誘惑で完堕ちして手を出してしまうことはないはずです(そんな勇気もないし)。
とはいえ内心興奮はしているし今後の展開に期待もしてしまう……そういう心理が丁寧に描かれています。

また色仕掛け作品というと、誘惑に負けた結果自分や他人の人生が滅茶苦茶になってしまうものも結構ありますが、
本作ではそこまで酷いことにはなりません(少なくともエピローグ時点では)。
もう少し掘り下げると、
・女の子はちゃんと性格が悪いところがあるけど、悪人ともいいがたい
・しっかりと罪悪感が刺激される事態にはなるけど、取り返しのつかないレベルのことはやらされない
・完全なバッドエンドではない、見方によってはハッピーエンド寄りかも
……といった具合で、個人的には非常に絶妙なラインをついているなと思いました。

総じて色仕掛け好きならおすすめの作品です。

親しい幼馴染の女の子がいるのにも関わらず、幽霊のかわいい女の子に誘惑される作品
見えないふり、気にしないふりをしようにも、言葉責めや乳首、陰茎へのいたずら、おっぱいによる誘惑でむらむらさせられる
逆NTRという要素はありつつ雰囲気は甘々な感じ
また見えないということを利用したシチュが個人的にはかなり刺さった

色仕掛け系エロの作品としては色々ありますが構成もセリフ回しも良くシンプルながら非常に良く出来た作品です。
幽霊と言う非実態の存在であることを活かして見えてないフリをする主人公を胸をさらけ出すことで強制的に視認させると同時に色欲を煽ったりなど設定とシチュエーションを活かした色仕掛けが見事。
また、色仕掛けの本質は「性行為」ではなく「相手の欲情を誘って性的な行為に持ち込む」までの過程とその結果によって生じる背徳感を楽しむものであり終始色仕掛けの基本を外さないと言うのも素晴らしい。
また、色仕掛け系の作品は色仕掛けに引っ掛かった代償として破滅したり取り返しのつかない結果になったりしますがこの作品の場合は「不穏」程度の結末で終わるため後味もそこまで悪くないと言うのもポイントの一つ。
本番無しというのも個人的に非常に刺さる内容でした。

ずっと喋っててデカイおっぱいぶら下げてて自分の好きなことのために相手を動かす性悪な雰囲気もある地縛霊な振り回されるお話です。クスクス笑いながら誘惑しながらも全てが遊びのような距離感でオナニーをバカにされます。最高ですね。
主人公には想い人がいるものの地縛霊の魅力に負けてしまうという逆NTRのような描写はありますが、主人公が我慢するための口実のような要素でしかありませんので、安心して聴くことができます。