予告でた時から気になっていたので即購入で聴きました。所謂異世界トリップ系ですが、世界が要はバ◯オハザード……の中で生きる男との話です。個人的に凄く好みでした。
正直その後の話欲しいな……と思うほど。主人公ちゃんが最終的に男に絆されつづけるのか、帰るのを諦めないかどうするんだろうと。今後のエピソードあれば是非聞きたいですねコレ!
主人公ちゃんは性格凄くいいこですね、知らない世界に放り出されて頼る男は彼だけ、の状態じゃいなくなるだけで不安になるの確かになぁと……一歩間違えると死ぬ世界ですからね……。

我々が知る人間は精々百歳生きますが、異世界はその限りではなく、生きるスピードが違い、男は百年以上は生きてる……となると……何歳が寿命なんだろう……残り寿命が我々と同じくらいの年齢差であるならとなんとなく共に生きることに対しての救いを求めて考えたり色々しました、考察が楽しいなと思う作品です。

要塞で一人きりで生きてきた男に現れた救いの存在の主人公ちゃん。生きるスピードが違う別の人間という種族だとしても、やっぱり孤独はなにかを蝕んでいくんだなと思いました。
Rシーンは怒りによる暴走のわりにはそこそこ優しくしていたので、あまりに暴力的とは感じませんでした。さくっと聞きやすいと思います。Rに偏った内容ではなく、そう、映画というか洋画な感じで聞くイメージが強い。そのワンシーンでちょっとエロ入りました的な。
なのでエロ目的だと少し物足りないかな?と思いますが作品全体のイメージを考えるとこれくらいのがちょうどいいな、といったところ。
考察とか考えるの好きなタイプなのでこの手の作品はとても有意義でした。

とても楽しかったです。お声も素敵でした。こういう作品もなかなかアリだなと思いました。次の作品予定がありましたら是非また買いたいなと思います。ありがとうございました。

R18ではあるもののどちらかというと行為がメインではなく世界観をメインの物語のように感じました。
もちろん行為自体もしっかりあるのですがストーリーに沿って行為に入るので世界観が気になる人こそぜひ購入してほしいと思いました。ストーリーもえっちな内容も割としっかりあるので二度おいしいです。

要塞の主からもたらされる情報。そこから推測できる荒廃した世界。映画のような世界への没入感が半端ないです。
要塞の主は最初こそヒロインを警戒するものの、わりと序盤から甘やかしてくれます。キスが好きとか好意を隠さないのも好感度が高いです。
終盤、要塞の主の精神的地雷を踏み抜いたヒロインに対して行為に及びますが、痛いことはされない(拘束･猿轡くらい)ので、そういうことが苦手な方でも安心して聴けると思います。
行為中の言葉選びも良いのですが、キャストさんの演技が光ります。冷静・冷徹に行為に及びながらもふとした瞬間にみせる優しさ、そして狂気的な笑い。聴いててゾクゾクします。
これからがとても楽しみなサークルさんです!

乙女向けでは珍しいヒロイン異世界転移作品です。アウトローで孤独に暮らしていたイオタ要塞の主(折原幸平さん)に突如現れ気を失っている所を拾われ二人きりの閉鎖空間が徐々に彩りと笑顔そして愛を芽生えさせ二人の楽園になる…その裏で要塞の主さんに付き纏う静かな狂気さえも彼の魅力の一部に感じました。

世界観がとてもファンタジーで巨大都市を守る要塞の外はアンデット無法地帯、銃やナイフの武器所持は無論こちらの世界の知識はほぼ役に立たない正に弱肉強食Live or Die!好きな方はとことん好きな設定です。拾ってくれたのが本当に要塞の主さんで良かったと思う程に殺伐とした世界で混乱するヒロインに対して優しくぶっきらぼうに接してくれます。救いだったのが彼の好みに彼女がストライクだった事…身元不明の根無し草たる彼女にある程度の拘束はしますが彼の仕事の手伝いを条件にご飯やシャワーなど面倒を見てくれます。知らない土地にいきなり飛ばされて縋れるのは要塞の主さんだけの生活…でもヒロインはとても健気で可愛げが凄くある子で要塞の主さんが惹かれるのも納得!そんな彼女に贈り物を注文する要塞の主さんも可愛い!注文品を受け取りに行く時の二人の「いってらっしゃい」やり取りは珍しく照れている要塞の主さんの新たな一面を見せてくれます。言い慣れてない言葉ってなんだか気恥ずかしい物です。彼の「ただいま」も可愛いのですが…ここから物語は起承転結の転へ雪崩れ込みヒロインを無理矢理気味に犯しますが先のレビュアー様方と同じく理不尽に酷い事はされず終始優しめですので安心して聴けます。気になったのがファジーゲームというトラック名でファジィ理論から聴き解くとまた面白い側面が見えます。要塞の主役の折原幸平さんの聴きやすいお声と狂気を秘めた笑いが素敵で続編が聴きたいと思うオススメ作品です! Don't forget your smile!

絵から、ぶっきらぼうで感情を表に出さないようなクールな男をイメージしていたのですが違いましたね。
要塞の主さんは、思ったよりフレンドリーで相手のことを気遣えるようです。

少しずつ馴染んでいく主人公と、主人公との生活を楽しんでいる要塞の主の描写はなかなか微笑ましいです。
その積み重なっていく信頼関係を経たうえでの後半は、まさに待ってましたとしかいいようがないです。
これがききたかったんですよね。

プレイは優しく丁寧ですね。本当にヒロインが好きなんだな～と思いました。
二人には幸せでいてほしいです。

不器用で本当は寂しがり屋の一匹狼が愛を理解し、それをヒロインに告げるシーンは胸に来るものがありました。

「可哀想な男だと思うのなら、俺を放っておけないのなら、お前の優しさに甘えさせてくれ」
自分の弱さを認めるかのようなこの台詞はずるいですね。こんなこと言われたら離れられなくなるに決まってるじゃないか……

R18シーンはどちらかと言えば控えめで、個人的には世界観や心情などを楽しむことができるタイプの作品かなと思いました。